恋愛ハッピー

育児ノイローゼを予防する方法

毎日毎日、育児に追われ、気がついたら育児ノイローゼになり、子どもに当り散らしたり、夫とケンカしたり、そんな現状に落ち込んで何も出来なくなってしまったり。

できれば、育児ノイローゼにならないように予防したいですよね。この記事では、育児ノイローゼに陥らないコツについて紹介したいと思います。

育児ノイローゼとは?

まず、育児ノイローゼについて簡単に説明しましょう。

育児不安は、親が子の育児に際して感じる不安(ストレス)などの総称であるが、子供への否定的な感情といった心理的な情緒・感情の変化から、衝動的な攻撃を伴うものまで、かなりの幅がある。これらは「育児ストレス」や「育児ノイローゼ」とも表現される。
引用元:育児不安(wiki)

育児ノイローゼの原因は、ホルモンバランスと自律神経の乱れや核家族化による育児の集中にあると言われています。

育児ノイローゼの症状

  • ちょっとしたことでイライラする
  • 子どもをかわいいと思えない
  • 全部放棄して逃げたいと思ったりする
  • 自分だけが頑張っている気がする
  • 突然涙が出てくる
  • 拒食や過食の傾向にある

こうした症状が、育児ノイローゼです。

育児ノイローゼになりやすい人の例

  • 真面目で責任感の強い人
  • 息抜きを上手にできない人
  • 身近にママ友が少ない人
  • 弱さを人に見せられない人
  • 子供と2人きりの時間が長い人
  • 育児に熱心な人
  • 夫の協力が得られない人

これを見て何か感じることはありませんか?そう、誰でも育児ノイローゼになる可能性があるのです。

当然といえば当然、子育てはみんな手探り状態からはじまります。だから、育児不安や育児ストレスは必ず感じるものなんです。

育児ノイローゼを予防する方法

では、育児ノイローゼを予防するための方法をご紹介しましょう。

育児を完璧にやろうとしない

育児ノイローゼになる人は様々なことを完璧にやろうとしてしまいがちです。

子どもがちょっとでも泣いたらすぐに反応して、泣いている原因を探ったり、子どもの健康を考えてミルクや食事、睡眠などに過剰に気を配ったりと、完璧に育児をこなそうと頑張ってしまう人は育児ノイローゼになりやすいのです。

どんなに事前に考え、計画しても、子どもは思う通りには動いてくれはしません。予想外のことが起こったり、想定外の問題が発生したりするのが育児なので、完璧にやろうとしすぎる人にはひどくストレスになります。

完璧にやろう、完璧にやろうとしても、完璧に出来ることは育児ではほとんどないために、頑張ってやっているうちに段々と疲れてきてしまい、「自分はこんなに育児を頑張っているのに報われない。」「頑張っても頑張っても無駄なんだ」と感じて、無気力になりやすくなります。

育児もほどほどが大事です。時には予想外のことが起こったり、失敗したり、そういったことがあっても笑い飛ばせるぐらいの余裕をもって育児をしていくことが育児ノイローゼにならないためにはとても大事なことになります。

育児のサポーターを沢山持つ

子どもを育てることは一人っきりでは出来ません。周囲にサポーターを多く持つことが、育児ノイローゼの予防には効果的です。

一番、頼りになるサポーターは、一番近くにいる夫でしょう。一人でやろうとするのではなく、身近にいる夫に協力してもらったり、一緒に育児にあたってもらうことはとても大事なことです。

育児ノイローゼになってしまう人は、自分一人で育児を抱え込みやすく、「一人で育児が出来ないということは母親失格だ」「周りのママは、一人で頑張っている」などと考えることで頑張りすぎて、自分を追い込んでしまいます。

そうならないためにも、まずは一番頼りにしやすい夫から育児に巻き込み、一緒に育児に参加してもらうようにするとよいでしょう。

また、親や友人などを頼れないという人も多いのですが、周りにいる人は大変な思いをしている人の手助けになればと思っているものです。人に頼ったり、甘えたりすることが苦手な人も多いと思いますが、そこは子どものためと頑張って周囲に頼る癖をつけるとよいでしょう。

子どものことを相談したり、話し合ったりする友人もとても大事な存在です。一人でいると抱え込みやすいことも人に相談したり、話を聞いてもらったりすると自然に周りに頼れるようになったりします。

育児ノイローゼになって、子どもにもよくない影響が及ぶ前に、周囲に沢山のサポーターを作って、育児の援助をしてもらいましょう。

育児を離れて、一人の時間をもつ

子どもと四六時中一緒にいて、片時も離れられないという状態はそれだけでとてもストレスです。

また、夫の仕事が忙しく、常に子どもと二人っきりの状態が続いているということもお母さんにとっては非常にストレスフルな状況なため、時には子どもと離れて、一人だけの時間を持てるようにするとよいでしょう。

買い物に出たり、友人と会ったり、映画を観たり。そういった時間を少しでも持てると心にも身体にも余裕が生まれてきます。

可能であるなら、夫や親、友だちなど、頼れる人に子どもを預けて、ゆっくりと一人になれる時間を作ってください。自分の時間をゆったりと過ごすことで子どもや育児に対しても、少し離れて客観的な視点をもって見ることが出来たり、子どもの成長が改めて振り返れたりすることが出来ます。

子どもと離れることに罪悪感を感じるというのなら、そういうあなたほど、子どもから離れる時間が必要だと思われます。子どもは社会の中で育つものです。母親以外と接したり、上手くやっていく術を学んだりする機会も子どもにとっても大事な時間なのです。

夫と仲良くしていく

夫と不仲であったり、育児にあたって思うような協力が夫から得られなかったりすると妻は育児ノイローゼになりやすくなります。

妊娠し、子どもが生まれると妻は子どものことで頭がいっぱいになります。しかし、夫としては突然生まれた子どもに妻の関心が全て奪われてしまい、妻が自分の面倒を全く見てくれなくなってしまうので、そのことを面白くないと感じる人も多いようです。

妻としては、夫も一緒に子育てをして欲しいのに、子どもと自分を取り合うようなことを言われてしまうので、妻としては夫にうんざりしてしまいます。そのことで夫への信頼感が持てなくなったり、不仲になったりすると妻は育児を一人で抱え込まなくてはならなくなってしまいます。

そうならないためにも、夫とは出産前のまだ余裕の時期に子どもが生まれた後の生活について、育児や家事分担など色々と話をしておくと良いでしょう。

育児ノイローゼを予防する方法まとめ

子育ては楽しいことですが、大変な時期もあります。

そして、誰もが育児ノイローゼになる可能性があり、育児ノイローゼになると本当に辛いものです。

そうならないためにも、育児ノイローゼになってしまう原因をよくしり、対処して、育児ノイローゼにならないように予防してくださいね。