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DV彼氏と別れる方法と注意点

「同棲中の彼に毎日暴力を振るわれてつらい……付き合った頃はあんなに優しかった彼なのに...」このように、彼氏のDV(ドメスティックバイオレンス)で悩んでいたり、辛い思いをしている女性、実は多いんです。DVと思っていないかもしれません

せっかく優しくて素敵な彼氏ができたと思っていたのに、本性はDV彼氏だったなんてショックですよね。

DV彼氏と別れる方法と注意点

こんなはずじゃなかった...と彼氏のDV(ドメスティックバイオレンス)で苦しんでいる方、そんな彼氏とはさっさと縁を切って幸せな未来を築きましょう!

DV彼氏の特徴

普段はとても優しい彼氏なのに、ふとしたきっかけで突然キレたり暴れだしたり。これが典型的なDV彼氏です。

しかも、きっかけはとても些細なことだったり思いもよらないことだったりするのが大半。その上、散々暴力を振るっておいて、終わったら甘い言葉をささやきながら謝るので厄介なのです。

そんな彼の優しさに触れ、情にほだされてしまい、結局彼氏と別れられないという女性も多いのではありませんか?それこそまさにDV彼氏の狙いなのです!

DV彼氏と別れるべき理由

今この記事をご覧のあなた、もし思い当たる節があるなら、こんな男性とはきっぱり別れることをおすすめします。断言します、DV彼氏と付き合っても絶対に幸せになれません。

「本当は優しい人だからきっと自分が至らないんだ」な~んて思っていても、相手は決して変わることはありません。何故なら彼は暴力であなたを支配するのが目的なのですから。

もしあなたが彼氏の暴力に耐えたとしても、結婚して子どもが生まれると、子どもに対して暴力を振るうようになる可能性が極めて高いのです。だからDV彼氏とはキッパリ別れることをおすすめします。

彼を理解できるのは私だけ...は共依存。危険です

「暴力を振るう彼氏と別れたいけど、こんな彼をわかってあげられるのは自分だけ」...そんな風に思ってなかなか別れに踏ん切りがつかない方、それってもしかしたら共依存かもしれませんよ。

共依存とは、早い話が人と人が互いに依存しあっている状態のことです。恋愛関係の中では、女性を無理矢理支配することにより自己評価を高め自分の価値を見出そうとする男性と、そんな男性を見捨てず寄り添うことによって自分の価値を求める女性、というパターンが一般的です。

共依存が起こる背景には、何らかの理由により自己評価が低い、自分の価値がわからない、というメンタル的な問題が潜んでいることが多く、共依存に陥っている当事者が自覚しない限り、共依存から自力で抜け出すことは困難です。

DV彼氏となかなか別れられない理由のひとつとして、共依存が関係することは珍しくありません。あなたと彼の関係、気づかないうちに共依存関係になっていませんか?

DV彼氏と穏便に別れる方法

さて、相手は暴力による支配も厭わないDV彼氏。下手に別れ話をを切り出すと酷い暴力も受けます。強引に別れたとしても、最悪の場合にはストーカー化してしまう可能性もあります。こんな困った彼氏と上手く別れるには、一体どうしたらいいのでしょう?

別れ話は人目のあるところでする

まずひとつめ。別れ話は人目のあるところでしましょう。間違っても、部屋の中やホテルの一室など誰もいない場所での話し合いはNG!危険です。人目につく場所なら相手も暴力を振るいにくくなる上に、万が一のことがあっても目撃者がいます。

話し合いの場に第三者や今カレを連れて行かない

ふたつめの注意は、話し合いの場に第三者や今カレを連れて行かないことです。それら第三者は、DV彼氏から見れば自らの恋路を邪魔する人物と認識しかねません。

そうなると、まともな話し合いにならないばかりか、相手の怒りが無関係の第三者や今カレに向かってしまい、後々彼らに危害が加えられる危険性があります。

別れ話は冷静に、人目のある場所で、他人を仲介にいれず二人でじっくりと話し合いましょう。

命の危険を感じた場合は、DV相談室やDVシェルターへ

万が一、話し合いで円満に別れることができず、相手がストーカー化したり何らかの嫌がらせをしてきた場合を思うと、それらの対応も考えておかないといけません。特に命の危険があるという場合は、早急な対応が必要です。

もしそんな状況に陥った場合は、警察に頼ったり、地域の女性相談センター(シェルター)に駆け込みましょう。

ひと昔前までは警察も家庭内問題には民事不介入の立場を貫いていましたが、DVやストーカーによる犯罪が目立つようになってからは警察も事前に動くようになってきました。どういう選択を取るにせよ、まずはあなた自身の身の安全を最優先で考えてくださいね。

参考:女性のためのDV相談室 by NPO法人 全国女性シェルターネット

DV彼氏と別れることに躊躇してはいけない

DVやモラハラといった暴力行為には、その人自身に複雑な背景が隠されていることが多く見られます。そのため、それらの暴力を受ける側(あなた)が何とか状況を改善しようと懸命に努力します。が、現実はどんどんDVが酷くなるのです。

DVの彼氏を治してあげたい!と思って、行動しても、現実的にはかなり難しいものがあるのです。むしろ彼のためを思うなら、今は辛くてもきっぱりと別れた方が、結果的に彼のためになるとも言えると思いませんか?

暴力を振るわれながら泣き寝入りなんてナンセンスですよ。たった一人の男のために人生を棒に振る必要はありません。

あなたの明るい未来のためにも、まずは一歩行動を起こしてみましょう!